水道水から放射性元素(ヨウ素とセシウム)は除去できるか?
放射性ヨウ素は陰イオン(ヨウ素酸イオン、
ヨウ化物イオン、溶存状態は余程の河川水の
高度な専門家が分析機にかけないと断定できません。
基本的にヨウ素は陽イオンにはならないので
陰イオン化していることは間違いないと推測します。
つまり、大気中の存在状態とも異なり
水に溶けていると言うことです。
その前提に立って、5つの方法について記載致します。
家庭用浄水器
東京都は世界一の浄水化技術です。
問題なのは、浄水化過程に活性炭を使用し
処理していても、活性炭はイオンを
ほぼ吸着しないからです。
だから、簡易的な家庭用浄水器は無力と言えます。
ですから、浄化できる高額な浄水器なんて
惑わされて買わないで下さいね。
後で記載するRO浄水器は状況によって違いますが
素人判断では判断は難しいので使用効果を
期待しない方が良いです。
煮沸
ヨウ素(イオン化していない状態)ならば、
気化し易く、煮沸も意味があります。
しかし、現状の水道水はヨウ素がイオン化している
可能性が高いので全く気化しません。
(注)理由は①に記載してあります。
だから、煮沸は全く無意味で、
むしろ水が少なくなる分だけ濃縮されます。
蒸留
理科の実験や教科書にあったと思いますが、
蒸留は沸騰した湯気を集めて、また水にすることです。
一度気化させているので、
湯気にはイオンは含まれて来ません。
ですから、蒸留水は放射線ヨウ素を
かなり除去できる可能性が高いと思われます。
ただし、蒸留は沸騰している水の飛沫が
飛ばないような蒸留(無沸騰蒸留)をしないと、
厳密には除去できませんから現実的ではありません。
イオン交換
陰イオン交換樹脂を使用すれば、除去出来る可能性があります。
ですが、一般の方は入手は簡単にはできないし、
放射線ヨウ素は非常に低い濃度で存在するので、
濃縮過程必要かも知れず現実的ではありません。
逆浸透
アラビアなどの淡水化プラントなどにも使われている技術ですが、
イオン交換、紫外線処理、逆浸透、蒸留を組み合わせて超純水を作ります。
非常に細かな穴(二ナノ以下)特殊なプラスチックの
膜を使い純水を得るのが特徴です。
専門的には、イオンの大きさは一般には0.15ナノ以下で、
イオンが分離されるのは、水の中ではイオンの回りに
水和水が一体となって存在しているので分離されます。
ミネラル分がなくなっていますが、
最近は宅配水業者やスーパーなどが
RO浄水器での水を提供しています。
高価な家庭用のRO浄水器と呼ばれるものも出ていますが、
膜は少し穴が大きいものが使われているとも云われています。
RO水業者は90%以上は除去できると言っているようですが、
原水が20倍程度汚染されると駄目になりますから
言葉の意味を取り違えないで下さい。
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注意事項
【放射性セシウム】
半減期がヨウ素の8日に比べて30年と長いので注意が必要です。

